下笠老杉神社    毎年5月3日奉納

五穀豊穣祈願踊り 「参弥礼踊り」<さんやれおどり> 

語源
  老杉神社は 白鳳時代(慶雲元年)に建造された。
  そのころより 五月に「五穀豊穣」を祈願して「参弥礼踊り」が行われるようになった。
  「参」は まいる
  「弥」は ますますの繁栄
  「礼」は れいぎをつくす
  の意味があり「幸や あれ」がなまって「さんやれ」になったと伝えられている。

主な出演記録 (大祭以外)

   昭和61年10月23日   草津市指定無形民俗文化財に指定

   昭和62年 3月30日   滋賀県選択無形民族文化財に選択

   昭和62年10月25日   第29回近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会(橿原市)出演

   昭和63年 3月31日   滋賀県指定有形民俗文化財に下笠サンヤレ踊りの衣装が指定

   平成 4年11月21日   第42回全国民俗芸能大会(東京)出演

   平成 5年11月26日   国選択民俗文化財「草津のサンヤレ踊り」保護団体に選択

   平成 6年10月7〜9日  第2回地域伝統芸能全国フェスティバル(熊本)出演

   平成13年10月7日    第43回近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会(滋賀)出演

  

役者の構成

役者は、棒振り(1人)・ささら(2人)・すっこ(2人)・笛(4人)・鉦(2人)・つつみ(1人)・太鼓打(2人)・太鼓受(2人)・音頭とり(3人)の総勢19人で構成され、赤、黄、青色の色鮮やかな衣装に身を包み、鉦や太鼓、笛を鳴らしながら「サンヤレ」の拍子に合わせ踊っていきます。

  

  太鼓打ち (化粧をしています)         ささら (化粧をしています)

  

  すっこ (化粧をしています)   笛 (袂の長い着物を着ています)

 

  棒ふり (先頭の黒い着物)           音頭とり (刺繍の入った着物です)

 

隊列を保ちながら「ぎやれ」で移動しています。ささらすっこの息が合っています。

 

前方の建物が神殿です。音頭とりが列の最後になります。

それぞれ神様の前に移動し、「ぎやれ」から「おどり」に入ります。

 

手前からすっこささら棒ふりと整列します。 その列の中で太鼓打ち太鼓受けが踊ります。

  

 

 

以上がさんやれ踊りの様子です

まつりには欠かせないお神輿です。

 

 

 子供 神輿

資料 下笠町参弥礼踊り保存会より   撮影 YUKO-YAMAMOTO

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