マスター・メス型製作編

それでは、始めましょう。

まず、基準になる板を作ります。

これは、コンクリの型板で、片面にペイントされている物です。端っこで怪我しないように削っています。チビもお手伝いです。

◎パネコート 1,800×900 2枚

◎2×6の木材 (近所の大工さんからもらった)

スタイロフォームを積み上げます。大体の荒削りが出来ました。この形状は、他のチームをお手本にしています。細かい空力特性は知りません。

スタイロフォーム 1,820×910×50 8枚

◎発泡スチロール 1,820×910×100 2枚

◎木工用ボンド 適量

細かいところまでとにかく削りたおします。その上に、スタイロフォームを溶かさない樹脂を塗ります。さらに、300番マットを貼ります。型用樹脂を使い発熱を抑え、パテ塗りに備えます。

◎溶けない樹脂 2Kg ◎型用樹脂 4Kg

◎300番マット

◎アセトン 16Kg

FRP用の手道具一式

◎剥離ワックス

◎ポリビ(水性剥離材)

表面が凸凹なので、パテを盛って、ゲルパテを吹きました。ゲルパテは型ゲルコートとポリパテを1:1にパーメック1%それにアセトンで薄めたもの。画像で見ると良い感じですが、表面ガタガタです。

◎スプレーガン 1.3mm

◎電動サンダー

その後、パテ&磨きを嫌になるほどします。ここで、妥協すると後で、もっとシンドクなります。

プラサフを吹いて2000番で磨いて、剥離ワックスを5回延ばして、拭いて。その上にうすーくポリビを延ばして、脱殻した物です。ワックス、ポリビのお陰でゆで卵を剥くようにスルッと剥離できました。
長女あやか誕生

2ヶ月ほどバタバタしてて作業進まず(>_<)

 

上部カウルのメス型とりあえず完成380マット3プライ(厚み3〜5mm)

内側にもプラサフ吹いて2000番磨き、ワックス処理済。

次は、下部カウルです。パネコートに剥離処理して、ゲルコートを塗ってあります。前部、積層の際フランジを作っておきます。これは、一度に脱殻できないからです。

◎化粧ベニヤ板

表面(実際は下部の内側)は、艶々にしてあります。後ろの景色が写りこんでいます。

こんなガレージの中で作業しています。狭いです。

     
     
     

 FRPの材料は(有)大一化学さんから購入しました。  03−04−01現在 の様子です。